活性汚泥の特徴と下水処理場での活用方法について初めて知った

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ふとしたきっかけで今日、活性汚泥というものについて知りました。
活性汚泥というのは聞き慣れない単語ですが、要するに生きている泥のことを 言います。
普通の泥はただの汚物でしかないですが、活性汚泥の場合、その中に微生物が生きているために汚れたものを浄化する能力があるのが特徴です。

それで、この活性汚泥は一体どんな風に社会の中で役立てられているかというと、 主に下水処理場で利用されています。
普段、家や会社、学校などでトイレを 利用すると思いますが、そのトイレから下水処理場に運ばれた汚物は、活性汚泥で 排水処理されています。
一般人の感覚からすると下水処理場では化学薬品などを 使って下水処理しているのかと思いがちですが、生物の力が役立てられているというのは意外に感じるでしょう。

ちなみに、活性汚泥で排水処理する排水処理装置の発想が生まれたのは日本ではなく海外です。
1900年代の初めにはイギリスやアメリカですでに実用化されていました。
日本でも1930年になって活性汚泥で排水処理をする下水処理場が作られました。
下水処理における活性汚泥への期待度がかなり高かったことが読み取れます。
海外から持ち込んだ技術を上手に実用化できるのは日本ならではの良さかもしれません。

活性汚泥で排水処理をしているということを知ったなら気をつけるべきことがあります。
それは活性汚泥はどんなものでも浄化できるわけではないということです。
結局、生物ですから、農薬や洗剤などは浄化することはできないのです。
したがって、下水としてそういった化学的なものを流してしまうのはよくありません。
活性汚泥の特徴を理解した上で上手に活性汚泥とつきあえるようにしましょう。

活性汚泥による排水処理は他の処理方法と比較して低コストであることが知られています。
これからの日本社会において必要とされ続ける技術です。
興味をもった人はより深く調べてみると、環境問題や生物学の勉強になって面白いかもしれません。

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