銭湯漫画といえば「テルマエ・ロマエ」です

生活

ここ数年でブレイクした漫画「テルマエ・ロマエ」。
映画化やアニメ化もされて、有名になりました。

この漫画は古代ローマと現代日本の銭湯や風呂文化をテーマにした作品で、お互いの共通点や良さを比較しているのが特徴です。

基本はファンタジーとなるのでしょうか、古代ローマの浴場技師ルシウスが現代日本の温泉や一般家庭のお風呂、つまり浴場へとタイムスリップして巻き起こる騒動が中心。

普段、私たちが何気なく便利に使っているお風呂の道具がなぜか古代ローマにも同じようなものがあったり、そもそも大浴場の文化ルーツが古代ローマにあったりと、はっとさせられるようなエピソードが満載なのです。

基本的に古代ローマ人は社交の場としての大浴場が大好きだったようです。それは日本でも同じですよね。

銭湯には色んな世代の色んな肩書きの人が入りますが、裸になればみんな一緒、的な。
蛇足になりますが、古代ローマが衰退したのは急激な環境変化が原因という説があるそうです。
ローマの都市周辺ではとてつもない環境破壊、つまり森の伐採が行われた形跡があり、森の保水力がなくなり山体崩壊を起こしたり、洪水が起こったりとしたらしい。
そしてその周辺には巨大なテルマエがあったとか。

今では湯を沸かすにはガスや電気ですが、昔は燃料として木を燃やしていたのです。
テルマエが盛況すぎて、木を伐採しすぎたのが原因ではという学説をテレビで観ました。
面白いというか、考えさせられますね。

ともあれ、テルマエ・ロマエではとても身近で当たり前だった私たちの生活の、その良さをもう一度見直そうという流れも多いです。古代ローマ人ルシウスがシャワーやシャワーキャップを真似したり、浴衣やお風呂後のフルーツ牛乳を真似したり、銭湯に入る作法を絵にして掲示したりと、現代日本で見てきた物を古代に持ち帰ります。
確かに、こういうものが無ければとても不便ですよね。
とても面白い漫画ですので、まだ未読の方にはおすすめします。

銭湯のお話ばかりしていたら、行きたくなってきました。
近所にスーパー銭湯があるので、今度行ってこよっと。

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